まごのて庵は「お母さんと妊婦さんのために」としてありますが

実際は男性のお客さまも多いです。

私は家事に子育てに頑張っている女性を尊敬します。
そして同じくらい 家庭のために頑張るお父さんも尊敬します。

まごのて庵にいらっしゃる男性のお客様に
何名か、「営業の合間に」寄ってくださる方が居ます。
彼らは総じて腰痛持ちです。
通勤も車  オフィスではデスクワークで

外回りでまた車
そんな座ってばかり+車の運転
の生活の方におススメのデスクワークを紹介します。

———————————————–

座りっぱなしの人がまず伸ばさなくてはいけない筋肉

それはまず間違いなくモモ裏です。
モモ裏は 膝を曲げる時縮みます。
くるま4

みなさん、椅子に座っている時はたいてい膝がまがっていますよね?
その間(椅子に座っている間)モモ裏はずっと縮みっぱなしなんです。

なので
モモ裏 タオルストレッチ

まずはじっくりモモ裏のストレッチです

ちょっとゆるんだら今度はお尻の筋肉です

殿筋は たちっぱなしでも座りっぱなしでも
“動きがなければ”こり固まります
腰痛の原因としては一番やっかいな筋肉すので
避けて通れません

とっても痛いですが、加減しつつ
まずは刺激します。
お尻ほぐし

そしてストレッチ
外旋筋ストレッチ 立って
ここで大切なポイント!
車の運転でこった臀部のコリには
“左側を2倍”ストレッチしてください。

今度は臀部の大部分をしめる大殿筋のストレッチ
これも”左を2倍”です
大殿筋ストレッチ 手書き

ここまでで前半終了です

続きます。

—————————————————

前半は 車の運転中によく使う筋肉をゆるめるケアをご紹介しました

ところで
前半のケアに”左を二倍”という記述がありましたね
あれ、どういうことか分かります?

車を運転する姿勢を想像してみてください。
右足はアクセルとブレーキを行き来していて
ほとんど下ろしている隙がありませんね

左足は運転中ずっとこの”右足ちょっと浮かせ”の姿勢を
キープしているわけです。

くるま1

これを運転中でなくて
普通の椅子などで再現しようとすると
これがなかなかハードなものです。

そしてこの”右足浮かせ”の状態をキープしやすくするためには
↓左のイラストのように上体を起こしているより

くるま3——-くるま2
右のイラストのように上体を椅子に沈み込ませたほうが
シーソーの原理で脚を持ち上げやすくなります。
当然楽なのでみんな運転中はこの姿勢になるのですが

くるま4

この間、右脚を浮かせるために
左足は普段異常にモモ裏やお尻などの筋肉が
縮みっぱなしでこりかたまってしまうのです。

というわけで
“左を二倍”をポイントに 縮こまっている臀部とモモ裏をほぐしたら
今度は反対側です

御尻の反対”お腹側”の筋肉は 逆に使われていないためにこっています
なのではじめは少し動かしてから

腸腰筋 トレーニング(台アゴナルSLR)

ゆるんだところでストレッチです。

腸腰筋ストレッチ
これをやってみて
「反対側の脚の付け根がいたい!」などで
ねらったところに効かないときは

腸腰筋ストレッチ(うつ伏せ)

よく伸びた感覚があればOKです

そして最後は

背中動かし 寝て 完
やはり動かす。です。
セルフケアは”動けるようにすること”がまず大切。
その状態までもっていけたら 今度は”動くこと”です。

動くこと=血がめぐること  ですから(^^

旅行・出張・買い物などなど  車の運転で腰痛になってしまった方
ぜひぜひ挑戦してみてください。