自分で整える!最強の整体は”セルフケア”

整体に行ってみようかな、という人に、「自分のカラダに自信満々」という人はあまり居ないのではないでしょうか。

痛い部分があったり、こりやすかったり。
自分の姿勢やカラダの使い方に問題があるんじゃないかと不安に思っている方は、実際多いものです。

単刀直入に言うと、骨格は意外と簡単にゆがむものなのです。

皆さん。きれいな姿勢の人は、理科室の骨格標本のような状態であると想像していませんか?
実際そのような姿勢を作ることができる人は居ます。
でも理科室の骨格標本と人間の体には決定的な違いがあります。

それは、人間の骨格には「土台がない」ということ。

骨格標本1・・・・・・・骨格標本2

人間の体は、いわば操り人形なのです。

支えてくれる土台はなく、骨と骨を筋と腱でつないでいるだけなのです。
だから、どこかに縮んで伸びない筋肉があると

骨格標本3
その影響は隣の間接から更に隣の関節に伝播して、そのせいで全体が図のようにゆがんでしまうことだって簡単に起こります。

骨格矯正=骨盤矯正は意外と簡単・・?

逆に言うと、骨格をゆがめてしまっている根本の筋肉さえちゃんとケアできれば、ゆがみなんて簡単に元に戻せる。ということなのです。

要するにゆがんでいるか否かは、大した問題じゃない。ということです。

たいていの人は決まった利き手がありますよね。
右利きの人は、細かな作業は右手で行います。
そのため左手はいつも支えになっていたり、何かを持っていたり。両手で役割が違うのです。

たとえば買い物。
右手でいろいろな商品を取ってみるために、重いかごは左手ですよね。

買い物中の姿勢

料理などは細かな作業が多いので、役割分担は顕著です。

料理中の姿勢

そんな中で生活していれば、自然と体は生活にあった形になっていくのです。

逆に言えば、何も考えずにゆがみだけを治してしまうと、今まで普通にできていたことが急にやりづらくなってしまうことだって起こりえます。

(バトミントンやゴルフなどのスポーツをやっている人は、ラケットを握る手が決まっていたり、捻る方向が決まっているから余計です)

では、問題なのはどういう体か?
それは、あやつり人形のように柔軟に動けなくなってしまったカラダです。

こういう人のカラダは、もともと偏って使い込んでいた筋肉が縮みがちになり、ついにはこり固まって伸びなくなってしまっている状態です。

始めはその一箇所で起こったコリは 隣から隣の関節へと影響を及ぼして

骨格標本3

別の部位まで血流を悪くしてしまったりします。

しかも原因は「伸びなくなった筋」なので、そこがほぐれない限りずっとその姿勢のまま。始めに縮んだ引っ張られて負担がかかった部位には痛みがでるかもしれません。

こういう状態を「ゆがんでる」と言われると、そう思い込んでしまうかも知れませんが、あくまでも原因は「伸びなくなった筋」が(いくつか)ある。ただそれだけなのです。

つまり、そこをゆるめてあげれば、あやつり人形ですから、その影響はまた全身に及びます。

前述のとおり、ゆがんでしまうのは一時的な問題です。
日常生活にはいろいろなシーンがあるので、一時的にどんなに悪い姿勢をしたところで、また元にもどることができれば問題はないのです。
むしろ、いろんな姿勢を取れる柔軟な体でいることがすばらしいことなのです。