子育て中の腰痛の原因は、抱っこだけではないから難しい

うちには二歳になる娘がいます。

私自身こういう仕事を生業としているので
当然妊娠出産に際して
自分の体をじっくりと観察した上で
「痛くならないためのケア」を散々尽くしてきました。

・・・が、残念ながら
痛みのない妊娠期や子育てとは無縁の現実が待っていました(涙)

整体なんて本当は必要ない!
みんながそれぞれの自分の体の声を聴いて
ちゃんとセルフケアしていけば
第三者の手を借りてほぐさなくても痛みのない体が手に入るはず!

って思っていた私は
単なる経験値不足の若造でした・・・

世の中にはどうにもならないことってあります。

だから、自分の出産の後に「骨盤回復ケア」なるメニューを作ったのです。

ちなみに
娘が二歳になって、授乳もないしだっこもそれほど長時間しなくなりました。
そうなったら腰痛の原因が減っていくので
からだはどんどん楽になると思っていたのです

これまた現実はそうではなかったのです。。

これは最近気づいたことなんですが
歩き始めた子の居るお母さんの腰痛って
単純に抱っこやおんぶの負荷だけが原因なわけではないんです。
もちろん子どもが成長するにつれて負荷は大きくなります。
特に二歳はいやい期で、そっくり返ったりするし
下手に歩くようになるからこそ
抱っこひもやおんぶ紐を使いにくく、腕に負荷をかけてしまう。
そういう理由もあります

でもそれだけじゃないんです。

最近気づいた理由。それは
「生活の重心が低い」ことなんです。

どういうことかというと
子どもとの生活って、何かとしゃがむことが多いですよね
一緒にあそんだり
ちらかったおもちゃを片づけたり
落としたものを拾ったり、、

私たちの生活って、いつの間には椅子中心になってしまっていて
子どもが居ない生活だと、ほとんどしゃがむ必要がなかったりしちゃいます。
だからこそ
急に生活の重心が下がると
上手にしゃがむことができなくて、変な癖がついてしまうです。
それに加えて、床に座るのも必ず右上のお姉さん座り。みたいに癖がついていってしまう。
そうなると、しゃがむときも立つときも同じ足を使うことになるので
筋力差がどんどんついてしまって
骨盤が傾く原因になるんです。

そして怖いことに
それが腰痛の原因になっていることに
みんな気づかない、という、、、

つくづく奥深いもんです。

ですが 一つだけ覚えていてもらいたいことは
「骨盤矯正なんて、産後に絶対しなきゃいけないものではない」ってことです。

ようは
痛くないなら、いいんです。

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